sarコマンドについて 〜燃えるワンマンフォース編〜

ペルソナ5Aのアニメ、妙に作画よくて毎週大満足してます。

BGMもキャラの動きもゲームそのままやってくれてるんでゲーム勢の僕は大満足なんですがアニメから入った勢からみたらどうなんかな〜と思ったり思わなかったり。

とりあえず円盤売れたらアペンドか完全版出してくれさい。

 

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というわけで今日はサーバのメモリやCPUの状態を調べるコマンドを使ったので軽くご紹介します。

sar イズ 何?

Linuxの負荷状況をモニタリングしてくれるコマンドです。

弊社ではよくmuninを使っているのですが、その代わりとして
”sar”コマンドが利用可能です。メモリ、CPU使用率など割と色々見れます。

使い方 

基本的にはlinux環境であればyumでインストールすればすぐ使えます。

$ sudo yum install -y sysstat

ていうか筆者はインストールせずに使えたのでデフォで入ってる疑惑あり。

ちょっと試してみましょう。

基本的にはsarのあとに出力間隔、回数を指定するだけです。

今回は5秒に1回を4回の例。メモリを見るときのrオプションを添えて。

$ sar 5 4 -r
00時00分01秒 kbmemfree kbmemused %memused kbbuffers kbcached kbcommit %commit
180025 69228 979348 93.40 11256 454836 2060276 69636 3.27 32000 180030 43184 1005392 95.88 12328 456884 2060276 69636 3.27 32000 18時0035 40304 1008272 96.16 13168 458564 2060276 69636 3.27 32000 18時0040 37056 1011520 96.47 13932 459952 2060276 69636 3.27 32000 平均値: 89600 958976 91.46 33046 337958 2060276 69636 3.27 31455

空きメモリ、バッファやキャッシュにまわっている分もモニタリングできます。

平均を出してくれるのも地味に嬉しいです。

sarさんのいいとこ

メモリやCPUの使用状況をみるだけであればfreeコマンドなどもあります。

ただし、これがグンバツな点は

「過去日に遡ってデータを保持してくれている」
というところです。

 /var/log/sa(設定や環境で差異あり)に「sa + 日付」という名称で過去分のファイルがあるので、それを指定して中を見ることが可能です。

28日のメモリ情報はこんな感じでみます。

$ sar -f /var/log/sa/sa28 -r
183001     37056   1011520     96.47     13932    459952   2060276     69636      3.27     32000
平均値:      89600    958976     91.46     33046    337958   2060276     69636      3.27     31455

過去ってどんくらい? 

設定によります。デフォだと7日分です。

/etc/sysconfig/sysstatが設定ファイルなので、そこのHISTORYの値を変更します。

ここを28日以上にすると、/var/log/sa以下の保持形式が代わり、年月単位で格納されるようになります。

28未満:/var/log/sa/sa{DD}
28以上:/var/log/sa/{yyyyMM}/{DD}

設定変更はまだ試せてないけどナw

 

というわけで導入も楽だし機会があったら使ってみてねー

 

参考:

https://qiita.com/makaaso/items/6e27a2f0948241891667

https://qiita.com/fk_2000/items/340ec95b77f73a1f3ad9

https://qiita.com/kawakamasu/items/0f67ffc2650f074b497a